PCが直って何とか、ブログを続けられそう。
昨日、丸沼芸術の森の鑑賞会出席。版画家入江明日香さんの版画の講演と作品鑑賞。彼女は、此処丸沼芸術の森のアトリエを拠点に活動している作家。先般、版画ビエンナーレで、全員一致で大賞を獲得し、昨年9月から今年の9月1日まで、文化庁の研修で、一版多色刷りの技法の勉強にフランスのエクトール・ソシエに研修留学。その成果と技法についてのお話と彼女の作品の鑑賞。70名ほどの聴衆。
一版多色刷りの技法は私は知らなかったが、技術的に大変高度。話は大変面白く、版画の版木(亜鉛板、銅版)、さらにはビュラン、ローラー絵の具など、触らせていただいた。感激。
此処丸沼芸術の森には、館長の須崎さんの肝いりで、現在16名の作家がアトリエを持って活動している。嘗ては、村上隆氏も此処を拠点としており、2,3年前卒業。須崎さんは、大学初期から村上の作品数百点保有している。氏はワイエスの作品280点程、ベンシャーンの作品300点以上更には杉本博の劇場シリーズの写真総ての50数点をお持ちである。
10月26日には図書館を開設し各種レゾネ、カタログなどの美術書の閲覧が出来るようになる。また、此処がワイエスの研究拠点になるとのことである。
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