2013年7月29日月曜日

昨日美楽舎の講演「アートアーカイブの進め」(講師 芸力 竹本清香)が有りました。
多くの人が出席、熱心に聴講しました。
作家にとっても、画廊にとっても、コレクターにしても、作品のアーカイブは大変必要と思います。未だコレクター、画廊のFootPrintWallは出来上がっていないとの事ですが、早期の実現が望まれます。
会場風景
終わって愉しい懇親会です。
次回美楽舎例会は8月25日 笹木繁男さんの講演がACTで行われます



2013年7月27日土曜日

私の友人で元NHKのモスクワ支局長小林和男さんから、こんなお話がありました
以下彼のメールです。ロシアのプーシュキン美術館の館長が52年間館長であった。


皆さま
サンクトペテルブルクのエルミタージュと並んでロシアを代表する美術館に
モスクワのプーシキン美術館があります。エルミタージュ美術館が宮殿の一部
を使って展示が始められたのに対して、プーシキンは美術館専用として建設さ
れたロシアで初めての美術館です。
今月この美術館で大変な変化がありました。1961年に当時のフルシチョフ首相
によって任命された女性イリーナ・アントーノヴァ館長が辞任したのです。
ルシチョフからブレジネフ、ゴルバチョフからプーチン
と指導者が変わり、国
の体制が変わっても52年間館長であり続けた不思議な女性です。
その背後には美術品に対する執念と強烈な国家意識があり、ロシアの人々は畏
敬の念を込めて女帝と呼んでいました。私も43年前にロシアの特派員になった
ときから「女帝」に関心を持ち、取材も続けてきましたが、彼女の信念の固
さ、美術品に対する執着を理解せず、ひどく恥をかいた事も、煮え湯を飲まさ
れた事もあります。
彼女の52年間はロシア人のメンタリティーを知る格好の材料ですが、同時にロ
シアが一筋縄ではいかない厄介な国である事を思い知らされることにもなります。
28日日曜日午後6時半からNHKラジオの番組「地球ラジオ」で「女帝」について
お話します。10分足らずの時間ですが、お聞きいただければ幸いです。お騒が
せお許し下さい
サラリーマンが見た’70年代或る画廊の記憶(2)が来週から始まりますが、昨日その展示を致しました。今回はかなり幾何学的な作品が並んでいて、前回より軽快な感じです。是非楽しんでください。バザルリ、アールバースなどは余り見ることも無いのではと思います。
写真(安齋重男)には、志水楠男、ライリー、レオ・カステリ夫妻、などの顔が見られます。



2013年7月24日水曜日

近くのアートコンプレックスセンターに行ってみたら、狂気乱舞2」展示を、参加者生熊奈央、C7(しいな)、弐来、成瀬ノンノン
作品は其々特徴があって、面白い(28日まで)
人の奥底の或るイメージを、皆さまそれなりに出しているようである

生熊奈央
 

C7(しいな)
弐来(ジク)

        

成瀬ノンノン
 一寸上田風子風かな

隣の部屋では谷川千佳の個展を開催していた。

2013年7月23日火曜日

TS4312での飯田キリコ展で、お客様が何回か来られて色々質問がありました。決して安くは無い者ですので良く解ります。如何しても買いたいといっていましたが、最終日、来られないので、結局は無かったのだと思っていたら、丁度閉廊の時間に、お客様から、「買いますので」と電話がありました。仕事で出られないので電話でお願いしますと。」いろいろ悩まれたのだろうと、コレクターであった私からすると、買う時の悩みはよくわかります。このお客様に感謝するとともに、この絵を理解して愛して、長く持っていただけることに、お客様と絵におめでとうと言いたいです。
                               
数年前田舎のぶどう園から貰ったブドウの苗木、やっと今年実が生った。透き通る緑が綺麗ですが、これ、巨砲です。もうじき紫色になると期待しています。今までは摘果もしなかったので(知らなかった)ので、実が途中で落ちてしまったが、今年は近所の友人に教わった。
画廊TS4312の隣のスペースはTS-Rアートサロンと称し、絵のリセール即ち委託販売をしているRというのは、絵のリサイクル、リセール、ルネッサンス(再生)であり絵の流通のレヴォルーションの意である。
コレクターをしている友人の話を聞くと、世代交代を控えて、子供が絵は要らないと言ったり、旅行などの費用の為に絵を売りたいという人が居るが、その処理に困っている。そこで、TS-Rアートサロンでは絵を預かり展示販売している。殆どコレクターさんの言い値だが、市価の数分の一である。先日も飯田キリコの個展の帰りの客が、展示品を見て、安いと安木の作品を買っていった。流石目利きのコレクターが個展で購入した物で質が好い。正直私が欲しいくらいだ。
作品を私に委託した人も、余り作品をネットで出して欲しくないという人も居る。このようにコレクターさんの意向を充分に汲んで、いい販売が出来ればと思っている。
安いのは5000円から、田村能里子の100万円、千住博の300万円まである。
購入される人も、安く手ごろでよい作品が得られて、絵も新しい持ち主に渡る、そんなサイクルが出来ることはコレクターとしても、作家としても、絵としても嬉しいことであろう。そんな手助けが続けられたらと思っている。

2013年7月20日土曜日

昨日、次回の展示会の為に、郵便局にDMを持っていきました。費用切り詰めで、最小限にと330枚を下回るようにした積りでした。郵便局では目方で枚数を計算し335枚ですねと。私は、首を傾げたが、取り敢えず家に帰ってPCで枚数確認をしたら、322となっていました。早速郵便局へ飛んでいって、322とPCに出ているがと。郵便局も手で数え直し、「仰るように322枚でした」と。差額650円を返してもらいました。全く油断も隙もありません。
教訓、予め枚数などチェックしておくこと。

次回は8月2日からバザルリ、ステラ、アールバース、オノサトなど展示します。オープンは金土日です。

玉川温泉の帰り、石ノ森萬画館に寄りました。改めて石の森の素晴らしさを知りました。早速、読んでみたくなりました。
初期の作品は手塚治の影響が色濃く出ています。場面の状況つくりの面では、手塚治も及ばぬ抒情性と時間の捕らえ方には目を見張る物があります。これが漫画か。これこそが漫画だ。と思いました。
二枚目の写真は丁度玄関には定時で、上からキャラクターが降りてくるところに出会いました。
昨年も震災後訪問しましたが閉まっていましたが、今回はゆっくり見る事ができました。中は撮影禁止です。


友人が癌で、玉川温泉に行こうということで、行ってきました。私は携帯でのブログが出来ないので、ブログの間が開きました。更に弟が癌で入院となってしましましたので、益々間が開きました。

玉川温泉は満員で新玉川温泉に宿泊。此処から歩いて10分で玉川温泉に入れます。
玉川温泉の外の自然の岩盤浴は多くの人が、雨の中でも岩盤に寝ています。
写真は岩盤に行く途中の「大墳」で約98度CでPH1.2の温泉が吹き出ています。次の写真は岩盤浴をやっている近くの、硫黄ガスが出ている所です。
鳥居のところは岩盤の温度は低いですが、放射能が5μシーベルとかで、もっとも放射能が高く、そこで5,6人が、病気療養の為に寝ていました。
私どもは、旅館の中の温泉に入りました。


2013年7月7日日曜日

飯田キリコのsleepy・abジャケット

TS4312では飯田キリコの個展(artdish企画)を開催していますが、飯田キリコが同郷北海道の3人組のバンドsleepy.abのCDのジャケットを制作。その関係で多くのsleepy.abファンが来ています。実際に見た絵がジャケットより美しいとか、問い合わせで、飯田キリコのグッズがありますかと。
その人気に驚きました。


お客さんの話では音楽を聴きながら眠っても結構でsleepy.abにしたとか、ボーカルの成山さんが根室出身でと眠ろう(ねむろう)にかけたのだとか
また、作品が成山さんに似ているとの事でした

U-TUB


弥生美術館

本日偶々TS4312に沢渡朔先生と宇野亜喜良先生が同時に来れれました。宇野先生は弥生美術館で9月7日に村上芳正先生とトークショウを行うとの事で、村上先生から多くの者を引き出そうと張り切っておられました。皆さま是非、ご期待下さい。
弥生美術館http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/

2013年7月4日木曜日

美楽舎マイコレクション展

またまた、美楽舎のことですが
今年の8月20日から25日(日)までの間、恒例の美楽舎マイコレ展を致します。今年で22回を迎えます。今年は広いスペースで大きいのを出展したいという会員の意見でアートコンプレッスセンター(信濃町)http://www.gallerycomplex.com/東京都新宿区大京町12-9で行います。
25日には15:30~コレクターの笹木繁男(元銀行員)さんの講演があります。
笹木繁男さんは2003年7月に三鷹市美術ギャラリー(その後、周南市、福井県立美術館巡回)で
「あるサラリーマン・コレクションの軌跡 -戦後日本美術の場所ー」と題したコレクション展を開催。その質の高さ、多様な観点から日本の戦後美術を見ていることで大きな反響がありました。これが今でははやりの「サラリーマンコレクター」の先駆けともいえる展覧会でした。笹木さんは、このとき発行したカタログ(完売)には、一切「笹木」の名前を出していませんので知らない方も居られるかもしれません。
今海外で、具体、もの派、草間などが大きく取り上げられていますが、氏は早くからこれに目をつけてコレクションしています。ご期待下さい。

2013年7月3日水曜日

美楽舎7月講演会

私の所属する美楽舎では毎月例会をしていますが今月は7月28日に芸力の竹本清香さんに「アートアーカイブ」の話をして頂きます。
作家、コレクター、ギャラリストなど、アートに関係する人が、自分のアーカイブをどうつくり、構成に残していくかなどです。
彼女の作業はFootprintWall http://www.footprintwall.jp/
■話す内容 
アート情報のアーカイブ、情報管理、情報編集、情報発信についてお話します。
アートに関わる全ての人の活動の記録、その人たちの「足跡:Footprint」の記録をとっていくこと。
そして、その記録を「壁:Wall」に刻んで次世代に遺して伝えていくこと。
アート・アーカイブス「FootprintWall」の仕組みや利用方法についてお話します。 
アートの「今」の積み重ねが「歴史」になります。
アートに関わる皆さんからの情報提供がこの世界の構築に不可欠です。
芸力と一緒に”未来遺産を創造すること”を今から始めませんか。
問い合わせ
K’sギャラリー(美楽舎事務局)          
           東京都中央区京橋392プラザ京橋ビル3F
           地下鉄の京橋駅、宝町駅から徒歩1、2分
参加の方  Ks Gallery 内  増田までご連絡下さい。          
Tel 03-5159-0809 
Fax 03-5579-9004  メール kgallery@eagle.ocn.ne.jp    
●費用 : 会員無料 非会員1000円   懇親会費 1000円
 

日本橋倶楽部の講演 囲碁石倉九段の話

先日、日本橋倶楽部で、囲碁九段、石倉昇プロ棋士の講演を聞いた。彼は、東大法学部卒で、大学時代、学生本因坊になり、興銀に就職したが2年後退職し、プロ試験に合格、現在九段で活躍、東大で単位の取れる囲碁講座の教授でもある。その話の中で、君子の嗜みとして、琴棋書画といわれ、バランス感覚をつける上で大切な教養。こういうのを身につければ、直ぐ切れる子にはならない。それで、昔の事を思い出しました、かつて、教育大付属高校の試験には、音楽(オルガンらしい)の実習があったとのこと。流石、日本の教育をリードしてきた学校は違うなと思った次第です。教育にはこんなゆとりが必要なのだとおもいました

2013年7月1日月曜日

昨日TS4312へ飯沢耕太郎先生が来られ、写真談義、その後近くで食事
懇談の中で、美楽舎の9月例会(9月29日)に先生が講演をしていただける
ことになりました。有難いことです。

演題、時間、場所はこれから決めます