2013年7月23日火曜日

画廊TS4312の隣のスペースはTS-Rアートサロンと称し、絵のリセール即ち委託販売をしているRというのは、絵のリサイクル、リセール、ルネッサンス(再生)であり絵の流通のレヴォルーションの意である。
コレクターをしている友人の話を聞くと、世代交代を控えて、子供が絵は要らないと言ったり、旅行などの費用の為に絵を売りたいという人が居るが、その処理に困っている。そこで、TS-Rアートサロンでは絵を預かり展示販売している。殆どコレクターさんの言い値だが、市価の数分の一である。先日も飯田キリコの個展の帰りの客が、展示品を見て、安いと安木の作品を買っていった。流石目利きのコレクターが個展で購入した物で質が好い。正直私が欲しいくらいだ。
作品を私に委託した人も、余り作品をネットで出して欲しくないという人も居る。このようにコレクターさんの意向を充分に汲んで、いい販売が出来ればと思っている。
安いのは5000円から、田村能里子の100万円、千住博の300万円まである。
購入される人も、安く手ごろでよい作品が得られて、絵も新しい持ち主に渡る、そんなサイクルが出来ることはコレクターとしても、作家としても、絵としても嬉しいことであろう。そんな手助けが続けられたらと思っている。

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