2013年10月1日火曜日

先日、現代美術コレクションの楽しみ』(三元社)の著者笹沼さんに誘われて、六本木の富士フィルムスクエアで木村伊兵衛のふたつの旅 琉球・秋田を見た。その前にTS4312に氏が訪れて、扉に貼ってある、秋田県の伊兵衛の写真のポスター「あきたびじょん」が目に留まって、誘っていただいたのだ。約20点ほどの作品だが、どれも珠玉の作品。素晴らしい。係りの人に流石富士フィルム、何点お持ちですかと聞いたら、総て遺族からお借りした作品群と。
笹沼さんと食事の後、著作の内容、また画廊に対するアドバイスなど、数時間有意義に過ごした。日本の通常の画廊では、作家が年を取ると、作品の値段は高くなるが、ピエール・マチス、その他が言う様に、作品は年代により出来不出来はあり、それは2ndに廻ると決定的である。
 笹沼さんには数年前、美楽舎で講演をしていただいたが、その時の議事録を、ある銀座の画廊主に頼まれて、お送りしたが、その時画廊主からの返事に、「こんなアメリカかぶれの人も居るのよね」と返されて驚愕したことを思い出した。


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