2013年10月7日月曜日

 
先日、美楽舎の第22回マイコレ展を信濃町のACT(アートコンプレックスセンター)で開催、丁度私が店番をしていると、6,70の二人連れの叔母さんが会場を覗きに来た。そしていきなり、ロッカクアヤコの作品をさして、「こんな絵、全く理解できない。解らない、これが絵なの理解できないわ」と仰る。 私は「私も絵は理解は出来ないけれど、この絵を見て、エネルギー、生命力を感じます。絵を理解するのは大変ですが、好きか、嫌いかとか、何かを感じることでいいのではと思いますが。何かお好きな絵がございましたか」と云うと、「全部嫌い、全くいいのはない」と。するともう一人の叔母さんが、日本画の東京藝術大学名誉教授の驟雨の作品をさして、「私は唯一、これがいいわ」と。すると件おばさんも、「そうそう、私もそういえば、それが唯一いわね」と。居合わせた、その作品の出展者のK氏は「そうですか、それは面白い。これは私が出展しました、芸大名誉教授の絵です、流石ですね。」
彼女等が去ってから、K氏は「、沢登さん、やはり肩書きも必要ですよね、彼女達は肩書きを見ているのですよ。ワハハハ・・・・・」
色々な見方があるものだ。K氏に感服。
 




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